【遺品整理はサポーターが必要】

2022.12.09

大切な人が亡くなり、様々な想いを抱えつつも、遺品整理をしようという気持ちになった方が、まず考えなければいけないことがあります。
それは、誰が主になり、話をすすめていくのかということ。
誰が主になるか。
今日は、まずここを考えてみましょう。
相続の問題が絡みますので、故人と一番近親者であること、つまり、相続人であることがまず1つ重要です。
逆を言うと、相続人でもないのに遺品整理をしてしまって、後から相続人が出てきた場合、どうしようもない状態に陥るのは、皆さんもなんとなく想像できますよね。
後々の不要なトラブルは、誰しも避けたいです。本当に自分に権限があるのかは、よくよく確認されて下さいね。
相続人が複数いらっしゃる場合もよくあることですが、出来る限り対象者全員で話し合って、主となる方をお決めになられた方が良いかと思います。
その際、やはり全ての相続人の方と円滑に話し合いを進められる方を立てた方が良いですね。
主になる人が、なんでも好き勝手に決めていい訳ではないですから、
提案力、調整力、行動力が必要です。
誰が主になるかが決まったら、主にな
る人に対してサポーターも必要であることを、お忘れなく。
高齢の親が主になるなら、サポーターは娘さんや息子さん。20代のお孫さんや甥姪がサポーターなんてことも、ありますよ。
高齢だから任せられない!のではなく、高齢だからサポートしよう!の気持ちで、一緒に遺品整理をしましょうね。
共働き夫婦のどちらかが主になったなら、それこそ夫婦の絆が試される時ですね。
出来ないことは、出来る人が担えば良いのですよ。
全部はムリだけど○○だけでもサポートしよう、少しの優しさ、その気持ちが嬉しいものです。
それでも立派なサポーターですよ。
どうして遺品整理をするのか
故人の遺品整理だけど
家族みんなの為の遺品整理でもあること
心の隅に、最後までとめ置いて下さいね。
遺品整理をして仲が悪くなっては、故人もガッカリしてしまいます。
主になる人、サポーターになる人、そうじゃない人、みんながそれぞれに心を寄せて頑張りましょう。
人との繋がり、
助け合いの心、
感謝の気持ち
遺品整理が終わったとき、きっと感じるはずです。
次回は、遺品整理をどのように行うかの部分を一緒に考えていきましょうね

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